皆さんこんにちは。神奈川県大和市を拠点に、内装仕上げ工事や大工工事を手掛けている神奈川中央建設有限会社です。
内装屋に興味のある方の中には「内装屋は儲かる」と聞いている方も多いと思います。
しかし、実際に就職するとなると、内装屋はどのくらい稼げるのか、平均年収や必要なスキルも知っておきたいですよね?
一言に内装屋といっても仕事の種類はさまざまで、会社ごとに専門領域が異なります。
「内装屋は儲かると聞いて就職したけど自分には合わなかった」という状況にならないためにも、内装屋についてある程度は理解しておきたいところです。
そこでこの記事では、内装屋が儲かると言われる理由と平均年収、キャリアアップするために必要なこと、内装屋の種類までお伝えしていきます。
内装屋への就職・転職を考えている方、内装屋は本当に儲かるのか知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
■内装屋は儲かるって本当?平均年収は?
内装屋は技術職のため、本人のやる気次第で儲かる職業です。
実は、平均年収だけみると、他の業種とほとんど変わりません。厚生労働省が発表する「令和4年賃金構造基本統計調査」では、内装屋の平均年収は460万円程度でした。もちろん、勤続年数や資格の有無、地域などによっても変動します。
内装屋が儲かると言われる理由は、仕事の量やスキル、資格によって大いに稼げる可能性があるからです。
ある内装屋の職人を例にすると、新卒で内装屋に就職し、年収400万円からスタート。7年働いた現在は、年収500〜600万円になっています。
もし独立すれば、何千何百万という現場を請け負うようになるため、手取り10%で計算しても100万円単位の収入が見込めます。そうなれば年収1,000万円も夢ではありません。
このように、内装屋のキャリアアップは、現場で経験を積みながら仕事を覚え、受験に必要な実務要件を満たしたら資格を取得して独立、というのが王道ルートです。
内装屋として儲けるためには、施主さんや職人さんと仲良くなり、どう人脈をつくっていくかもポイントとなります。
内装屋の仕事は需要が高く、将来の心配が少ない仕事のため、スキルと人脈があれば儲かる仕事です。
■内装工で高収入を目指すために必要なこと
内装工として高収入を目指すためには、いくつか方法があります。
ここでは会社を選ぶ際に知っておきたいことと、資格についてお話します。
・経験を積むことができる会社に就職する
内装屋は仕事の種類が幅広いため、できるだけ多くの経験が積める会社に就職した方が有利です。
例えば、左官工事はできてもクロス工事はできないなど、内装会社によってできる範囲は違います。
小規模な内装屋ほどできる工事が限られてしまうため、高収入を目指すのであれば規模の大きな工事を担当している会社や、設計もできる会社を選びましょう。
・内装屋に有利な資格を取得する
内装屋には有利な資格がいくつかあり、資格を取得すれば高い確率で収入アップできます。会社にとっても有資格者がいることはメリットになるからです。
小規模の内装工事であれば資格がなくともできる場合がほとんどですが、大規模な内装工事では有資格者を置くことが法律で義務付けられていたり、経験豊富な職人が求められたりします。
内装屋として取得しておいた方がいい資格は「内装仕上げ施工技能士」や「建築施工管理技士」「建築士」などです。
特に「内装仕上げ施工技能士」は、内装屋として儲けるためには必須ともいえる国家資格です。ボード工事仕上げ作業・プラスチック系床仕上げ工事作業など、6種類の工事から選択でき、それぞれ1級〜3級まであります。
「建築施工管理技士」は、現場を管理・監督する立場で、特定建設業には設置が義務付けられている資格です。設計に興味のある方は「建築士」の資格を取得しておくと、設計事務所への転職もしやすくなります。
これらの資格があれば、小規模な内装工事でも高収入が得られたり、大手会社に就職しやすくなったりなど、メリットが多く得られます。
■内装屋にも種類があります!おすすめの内装屋とは
内装屋と一言にいっても、ボード屋・塗装屋・クロス屋のように種類があり、多くの会社ではそれぞれの専門領域をもっています。内装屋の種類によって、必要な材料も異なるからです。
それぞれの内装屋を種類別にみていきましょう。
・内装ボード屋
内装ボード屋は、建物の骨組みができたあとの壁や天井、床などに、合板・繊維板・石膏ボードを貼る内装屋です。
ボード貼りは仕上げ材として使用される塗装やクロス(壁紙)の下地となるもので、ボード貼りの良し悪しが壁の仕上がりを左右するといっても過言ではありません。
内装屋が扱うボードの種類には、石膏ボードやケイカル板などがあり、多くが防音性・耐熱性・耐火性に優れています。業者によってはボードだけで壁を演出することもでき、木目調・石目調・レザー調・メタリックなど多様な質感が選べます。
ボードを貼る際は、まず下地のサイズを測り、それに合わせてボードをカット。カットしたボードを天井や壁・床にビスや木工ボンドで貼っていきます。
内装ボード屋になるのに資格は必要なく、スキルと経験によって成り上がれる夢のある仕事です。
・内装塗装屋
内装塗装屋は、ボード貼りの後に仕上げ材としてアクリルやシリコン、セラミックなどの塗料を施工する内装屋のことです。
内装の仕上げを塗装にするかクロス(壁紙)にするか悩む方は多くいますが、塗装にすると重厚でおしゃれな壁に仕上がります。
傷や汚れがついた場合でも、DIYで部分的に修復できるので便利です。クロスの場合は、一部しか汚れていなくても全体を貼り直す必要があり、もしも同じ壁紙が手に入らなければ、修復の範囲はさらに拡大します。
内装塗装屋の仕事は、パテ処理という一枚一枚バラバラのボードを平らに繋ぎ合わせる工程から始めます。ボードのつなぎ目や隙間を埋め、フラットにすることで凹凸のない綺麗な壁に仕上げられます。
・内装クロス屋
内装クロス屋とは、ボード貼りの後に仕上げ材としてクロス(壁紙)を施工する内装屋のことです。クロスは色や柄、素材のバリエーションが豊富で、室内の印象を自在に変えられます。
クロス職人はそこまで力を必要としないため、女性でもなれる職業です。建物を建てる最後の工程を担い、殺風景だった室内がいろんなカラーに染まる充実感を感じられます。
ある程度経験を積む必要はありますが、店舗デザインなどもできて、インテリアが好きな人には楽しめる仕事です。
■神奈川中央建設では、内装仕上げ工事スタッフを募集しています!
神奈川中央建設は、Dボード工事を得意分野とした内装仕上げ会社です。Dボードの実測から加工、取り付けまで自社で行っているので、一から物をつくる楽しさを実感できます。
弊社は大規模な現場や有名な建物の内装工事も多く手掛けているので、早いうちから幅広い現場を経験できるのもメリットです。
未経験の方には教え上手な先輩がマンツーマンで指導にあたるなど、充実した研修制度を設けています。分からないところはなんでも質問できるので、スキルアップには申し分ない環境です。
資格取得にかかる費用は全額会社負担で、合格すれば資格手当も受け取れます。
他にも神奈川中央建設で働くメリットとして、ワークライフバランスの充実は外せません。休みをしっかり取りたい方とどんどん稼ぎたい方、それぞれに合った働き方が選択できます。
休みの申請は繁忙期でなければ問題なく通りますし、稼ぎたい方には仕事を回せます。
基本的に残業はなく、現場は会社から1時間圏内がほとんどなので、プライベートとの両立もしやすいです。
福利厚生も充実していることから、未経験でも安心して内装屋としてのキャリアをスタートできます。
東京・神奈川周辺で内装屋の職をお探しの方は、ぜひ神奈川中央建設へお気軽にご連絡ください。
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